自動車保険のスタイルにはさまざまなものがあります。
その中に「リスク細分型保険」と呼ばれる自動車保険のスタイルがあります。
どのようなものでしょうか。
この「リスク細分型」というものは,「保険を使う可能性の低い人が加入するほど,保険料は安くなっていく」という特徴のものです。
年間走行距離が少なければ少ないほど,事故に合う確率は減るのです。
そのため,自動車保険でも,年間走行距離が多い人と少ない人が同じ保険料では公平ではないということで,リスク細分型保険が登場しました。
このリスク細分型保険の自動車保険に加入する際には,公平に保険料を計算するために質問がされることになります。
まず,免許証の色を聞かれます。
自動車保険の保険料は,運転経験の浅いグリーンが一番高く,ブルー,ゴールドと安くなっていきます。
自動車保険に加入するクルマの使用目的も聞かれます。
買い物などの日常生活が一番安く,通勤通学,業務使用と高くなっていきます。
年間予想走行距離は,もちろん走行距離が少ないほど自動車保険の保険料は安くなります。
エアバッグやABSなどのクルマの安全装置の有無によっても自動車保険の保険料が変わります。
また,クルマを主に運転する地域などによっても事故に合う可能性が変わってくるため,自動車保険の保険料が変わってくることになるのです。
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