禁煙をするうえで,いろいろ販売されている禁煙グッズを利用するのは,賢い禁煙の方法です。
その禁煙グッズの中に,「禁煙草」というものがあります。
この「禁煙草」とは一体どのような禁煙グッズなのでしょうか。
「禁煙草」は,「きんえんそう」と読みます。
「禁煙草」は,数ある禁煙グッズの中でも,タバコに似た形状を持つものです。
この「禁煙草」の使用方法は,タバコと同じように火をつけて,その煙を吸って使います。
タバコを吸いたくなったときに,この「禁煙草」を吸うことにより,「喫煙している」という欲求を満たすことができるというものが「禁煙草」です。
では,この「禁煙草」に害はないのでしょうか。
この「禁煙草」,何でできているのかというと,「禁煙草」の主成分は健康茶の葉っぱです。
そのため,ニコチンやタールなどは,一切含まれていないため,この「禁煙草」を吸っても身体に害や,依存性はないのです。
しかし,「禁煙草」のすごいところは,「禁煙草」に火をつけて吸うと,ほとんどタバコと同じ味がする,というところにあります。
そのため,「禁煙草」を吸っているだけで自然に,喫煙する欲求は満たしながらも,ニコチンの依存からは抜けだせるというしくみになっているのです。
この「禁煙草」は,韓国からの輸入の禁煙グッズです。
「禁煙草」は,韓国では食品医薬品安全庁の認可が降りているそうですが,実は日本ではまだ許可は得ていない禁煙グッズです。
そのため,「禁煙草」が本当に安全で安心のできるものなのかどうかは,まだ不明とされています。
さらに,ニコチンやタールは含まれていないことがわかっていますが,燃やすことにより,一酸化炭素などの有害物質は出ることになるので,あまりに長期に渡っての「禁煙草」の使用というものには,問題があるかもしれません。
そのため,「禁煙草」を使用する際には,かなりの注意が必要かもしれません。
しかし,「禁煙草」はとてもよく考えられた禁煙グッズだといえますので,医師などのアドバイスのもとで「禁煙草」を禁煙に使用するのはよいかもしれません。
ちなみに,「禁煙草」で禁煙ができるようになる期間は,だいたい3週間くらいだといわれています。
このように,「禁煙草」はよくできた禁煙グッズですが,本気で禁煙を考えている人であれば,病院の禁煙外来に行くことをおすすめします。
ニコチン依存症という名前での外来となりますので,健康保険がきく場合がほとんどです。
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