自分に口臭があるかどうかを調べるのが,口臭検査です。
この口臭検査はどのようにして行われるのでしょうか。
まず,口臭検査にはいくつかの方法があります。
手軽に自分で口臭検査をしてみたい場合には,薬局などで手にはいる,口臭チェッカーというグッズを使った口臭検査が便利です。
口臭チェッカーによる口臭検査では,口臭があるのかどうかの測定や,もしも口臭があった場合には,その口臭がどの程度の強さの口臭なのかの判定などを測定することができます。
口臭チェッカーでの口臭検査はとても簡単で,息を口臭チェッカーに吹き掛けるだけで測定ができるものがほとんどです。
次に,コンパクトで手軽な口臭チェッカーでの口臭検査ではなく,きちんと歯科医などでの口臭検査を受けたい場合です。
このような,歯科医での口臭検査を受ける場合には,口臭検査を受ける前にいくつかのきまりごとを守っておく必要があります。
例えば,口臭検査を受ける6時間以内には,歯を磨いたりマウスリンスなどをしてはいけません。
また,6時間以内は飲食をしてはいけません。
12時間以内にニンニクやアルコール類を摂ってはいけません。
1週間以内に抗生物質を飲んでもいけません。
以上のことをきちんと守ったうえで,歯科医などで口臭検査を受けましょう。
歯科医などでの口臭検査の装置の使い方は,まずスイッチを入れて1分ほど待ちます。
そのあと,ストローを装置のチューブに差し込んでそのストローを口に含み,舌の上などにおきます。
5秒ほど息を止めて,装置のメーターが安定してからその数値を読み取りましょう。
自分に口臭があるかないかを知ることは,口臭予防の第一歩だといえます。
まずはこのような口臭検査を受けることからはじめることが必要です。
口臭検査を受けることは,とても勇気のいることかもしれません。
もしこのような口臭検査で口臭があることが発覚したら…と不安になります。
しかし,もし実際に今自分に口臭があるとするならば,きちんとそのことを自覚して,早めに原因を特定して,治療をしたりなんらかの措置を行うことで,口臭の予防をすることができるので,口臭検査を受けてみることは,とても有益なことです。
口臭検査を受けることにより,身体の疾患が見つかるということもたまにあるそうです。
歯周病などがないにも関わらず,口臭検査で口臭が見つかった場合には,その他の疾患を疑って,検査を受けることなどもたいせつなことだといえます。
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