銀行を通して、個人で住宅ローンを組んだり、あるいは、事業を営んでいる方が、事業資金を借り入れたい、と考えている場合には、銀行側に土地や建物といった不動産を担保として差し入れるよう、求められる場合が多いのですが、こういった、土地や建物といった不動産の価値は、その時々の経済情勢によって変化します。
銀行側では、お金を融資して欲しい、と考えている方に、担保として差し入れることのできる、土地や建物といった不動産を教えてもらい、その不動産が、どれくらいの担保価値があるのか、といった点を考慮して、融資判断を下すことになります。
こういった、不動産の担保価値は、先述のように、その時々の経済情勢によって変化するため、銀行側では、定期的に、お金を貸している方から差し入れてもらっている、土地や建物といった不動産の担保価値を見直しています。
事業を営んでいる方の中には、土地や建物といった不動産を、担保として銀行に差し入れ、運転資金や、設備資金等に充当するために、銀行からお金を融資してもらっている方も多いのではないでしょうか。
銀行側で算定した、担保価値が十分ではない、と判断された場合は、追加で不動産等の担保を差し入れるよう、求められる場合もあります。
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