地理風水上で良い風水の気の及ぶ「場」、良い気の「場」、つまり風水で良い「気場」とされる場所について、おおきく地球全体を捉えてみてみることにしましょう。
地球は北極をN極、南極をS極とすることで、大きな磁石として見ることができますよね。
ということはつまり、地上はどこでも磁気を帯びているということになりますが、風水学では一般に、人間にもっとも適する磁気は0.5ガウス前後と言われています。
しかし残念ながら、地球には磁場が0.5ガウスを大きく下回る「場」が多く、さらに電信柱や送電線塔が町中を走り、電気を通さない木造ではなく、鉄骨、鉄筋仕様の建物が多くなってきて、またパソコンやエアコン、電子レンジなどの電磁気製品の激しい乱用で、磁場はここ数年で風水的にもかなり乱れてきています。
磁場が乱れているところは、磁石が正しく北を示さないというだけでなく、測る位置により磁石の針の指す方位がまちまちだったり、そもそも磁針が地面と平行にならなかったりします。
脳内細胞には、多数の微小な磁鉄鉱の結晶が含まれており、身体内には微量の生体電流も流れていますので、この磁場の乱れが私達ヒトに与える影響は、風水的にだけでなくもっと深刻であると言えるでしょう。
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