わきがの手術には色々な方法がありますが、わきがの手術の方法には切除法というものがあります。
これは脇毛の生えている部分の皮膚を切除してしまうというわきがの治療方法ですが、昔から行われていたわきがの治療方法です。
最近ではあまり行われていない方法です。
わきがの切除手術の場合は、広範囲で手術を行うことが難しいといわれています。
ですからわきがの原因になっているアポクリン腺を全て切除するというのは大変難しいといわれています。
このわきがの切除方法で治療をした場合には、真ん中の部分だけを切除して取り去ることで、わきがが治るのですが、その部分のわきがだけを切除しただけにとどまりますから、根本的には、他の残された皮膚の部分のわきがは完治していません。
そして皮膚をメスを使って切除するので、わきが手術の傷跡が残ってしまいますし、縫ったあとには皮膚もひっぱられて腕があげにくいとも言われています。
場合によっては後遺症が残ってしまう場合もありますし、外科手術として麻酔もかけなければいけません。
最近この手術が行われていないのはこれらの少しマイナスな部分が多い手術だからのようです。
色々な面から考えてもわきがの切除手術というのはデメリットが多い手術といえると思います。
わきが手術の皮下組織切除法 文字数 528わきが手術の皮下組織切除法について紹介したいと思います。
わきが手術の皮下組織切除法はローラーとかみそりのようなものを使って、皮膚の裏の部分から薄く削り取っていくというわきがの治療方法です。
大体2センチくらいの大きさで切開をすることが出来ますし、皮膚をうすく削って、わきがの関係しているアポクリン腺以外にもエクリン腺も完全にとってしまえるわきがの手術です。
汗腺を切除することで、わきがには効果的な手術方法の一つです。
このわきがの皮下組織削除法のデメリットというのは、手術を受け終わってからの自己管理が厳しいことだそうです。
自己管理をしっかりしなければ、脇の皮膚が壊死してしまって大変なことになるそうです。
皮膚を薄く削るには、医師の相当な技術も必要なので、わきがの皮下組織削除法を信頼して任せられる医師のいるクリニックを見つけることも必要になってきます。
このわきがの手術の方法は失敗がなくても、真皮を間違って削いでしまったら、皮膚が老化現象を起こして汚く見えてしまうとも言われています。
あまり外見を気にせずにとにかくわきがの手術だけをしたい人にはいい方法かもしれませんが外見を気にしてわきがの手術を行う人には向いていないわきがの手術の方法かもしれません。
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