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【メンズブランド】 記事一覧


  • ラルフローレン
    日本のティーンエイジャーの間でラルフローレンは「ラルフ」と言われ、ポロシャツやソックスなどのカジュアルウエアが大流行していました。今でこそ、セーターの胸にあるマークの柄は多様化しましたが、姿形はほとんど変わらず、「Polo」の人気はまだまだ衰えていません。ラルフローレンは1939年、アメリカのニューヨークに生まれたデザイナーです。ラルフローレン本人はマスコミに、たまにジーンズ姿で出てくるような、まじめで気さくそうな男性。贅沢な素材を用いた4インチ幅のワイドタイ「POLO(ポロ)」のコレクションを発表したことがきっかけで話題になり、メンズウェアやレディスウェアを手がけました。また、ラルフローレンはアメリカ人デザイナーとして初めてパリに路面店をオープンさせたことでも有名です。映画「アニー・ホール」にてダイアン・キートンがラルフローレンを着て、「アニー・ホール・ルック」が流行りました。アメリカン・トラッドに英国調のスタイルを取り入れた「アメリカン・ブリティッシュ・モデル」やカントリー調を得意としています。ラルフローレンの素材を重視したクラッシックなラインは、根強いファンが多くブランドとして定着。ファッション以外の多岐に渡ったラインアップでライフスタイル全般を提案しています。...
  • ポールスミス
    ポール・スミスは1970年イギリスで24歳の時に「ポール・スミス・ショップ」をオープンさせました。当初はマーガレット・ハウエルやケンゾーを扱っていましたが、徐々にポール・スミス自らのデザインしたアイテムを扱うようになりました。現在、ポール・スミスの商品ラインナップとしてはオリジナルのメンズ&レディースウエアの他に、アンティークのアップ&ソーサー、自転車、テーブルウエア、花瓶、本、ジュエリーや文房具、椅子やクッションなど多岐に渡っています。ポール・スミスのデザインはスタイリングや、素材で遊ぶことで面白さを表現しています。また、ファッションのみにとどまらず、イギリスの自動車会社ローバー社とのコラボレーションでミニのデザインもしています。ロンドンとパリで香水「ポール・スミス パルファン」を発表し話題になりました。ポール・スミスは『サー』の称号で呼ばれるナイト爵位をエリザベス女王から授与されたことでも知られています。自ら「ひねりのあるクラシック」と定義するその手法は、伝統的な技術と仕立てを継承しつつも、品質や着やすさに遊び心を加えた個性的なものとなっています。ポール・スミスのメンズスーツは基本的には適度に遊びの入ったトラッドなデザインで人気があります。...
  • ダンヒル
    ダンヒルはイギリスを代表する高級ファッションブランドです。1880年にアルフレット・ダンヒルが、馬具専門製造卸売業としてロンドンで創業し、自動車が普及してきてからは自動車旅行用品を手がけました。信頼性の高いクオリティは英国王室御用達にもなっています。ダンヒルは女性向け製品のラインナップもありますが、メンズのトータルブランドとして、イギリスの洒落者たちの支持を集め、確かな腕で、自動車関連の小物ライン「モートリティーズ」など、常に時代を先読みしながらトップブランドとして君臨してきました。ダンヒルといえばライターのイメージがあるように、現在は、タバコや葉巻ブランドや、ライターやパイプなどのタバコ用小物で有名ですが、バッグ、時計や衣料品など様々なジャンルの製品も製作しています。大胆かつウィットに富んだ精神と高級品に対するユニークなアイデアは、創業から100年という時を経ても「ダンヒル」のスピリットとして生き続けています。ダンヒルは近年、部門ごとにクリエイティブ・ディレクターを置くという手法で生まれ変わりました。専門分野出身の達人が感性を発揮し、完成度が高くなってゆくことが期待されます。温故知新を地で行く「ブランド」の鑑として、ダンヒルは、ますます人気が高くなっています。...
  • コム デ ギャルソン
    『コム デ ギャルソン』はフランス語で『少年のように』という意味。日本のデザイナー川久保玲が1969年に立ち上げたプレタポルテのブランド。日本のブランドだが、パリを中心にコレクションを展開しています。コム デ ギャルソンブランドの台頭は、服飾の既成概念を崩した。モノトーンカラーを使い、布地のねじれや歪み、シンメトリーなどの斬新な手法を取り入れ、わざと生地を傷ませたり穴を開けたりする前衛的でスタイリッシュなデザインで多くの外国人デザイナーを心酔させました。当時のプレタプルテ業界では、ほとんど黒が使われなかったが、コム デ ギャルソンの作品の発表以来、世界的に黒が流行しました。黒を基調としたコム デ ギャルソンのアイテムは、「黒の衝撃」、「ジャパネスクカジュアル」などと呼ばれ、世界中から注目を浴び、「カラス族」という流行語も生んだことでも知られています。コム デ ギャルソンはパターン数が多く、1つの型の生産数が少なく細やかなチェックが必要とされる製造工程は「アートファクトリー」と呼ばれ、需要超過のために高価なブランドとして確立されました。コム デ ギャルソンの確かな技術と熱い情熱、縦横無尽なイマジネーションによるデザインは、今も人々を刺激しつづけています。...