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【アクセサリーブランド】 記事一覧


  • ブルガリ
    ブルガリは1884年、ソティリオ・ブルガリがローマで高級宝飾店として開業しました。ソティリオはギリシャで代々銀細工師を務めてきた家系で、技術はブルガリ家の歴史の中でトップクラスだったといわれています。20世紀初頭には、過去の技法の素晴らしさを受け継ぎながらそれらをモダンなデザインにして蘇らせることがブルガリの真骨頂です。アール・デコ、アール・ヌーヴォー、ロココといった当時の宝飾界を支配していたフランス様式を離れ、ブルガリはギリシャやローマの古典主義の作品を次々に発表し世界を驚かせました。ペンダントヘッドなどのモチーフとして多用される星座のモチーフは、ギリシャ神話がルーツです。代表作には、ギリシャやローマのアンティーク・コインをモダンジュエリーに取り入れたコレクションがあります。歴史的人物の肖像が描かれたコインが美しくマウントされてブルガリを象徴するものとなりました。他には、ゴールドやシルバーの素材をコイル状に巻くという工芸技術を用いたトウボガスラインや、蛇をモチーフにしたスネークリング、括弧をモチーフにしたパレンテシなどが挙げられます。1970年代にはニューヨークにブルガリの海外1号店を出店。現在は世界中に150ほどの直営店があります。...
  • ティファニー
    ティファニーはアメリカで創業された、世界的に有名な宝飾品および銀製品のブランドです。当初は高級文房具店でしたが、厳選した商品のみを販売するという姿勢で共感を呼び、銀細工の名人を迎えてオリジナルの銀製品を発売以来、ジュエリーメーカーとして成長しました。ティファニーの青い包装箱は、銀製品と共に有名です。その特徴的な色はティファニー・ブルーと呼ばれています。「TIFFANY BULE/TIFFANY BULE BOX」と呼ばれるティファニーの青色と箱は、商標登録されています。この色は、ティファニーが創立された1837年に信頼と象徴の証として選ばれました。19世紀末には諸国王室・皇室御用達のジュエリーブランドとなり世界にその名を轟かせました。フランスの王冠に使用されたり、リンカーン大統領が選挙の勝利を記念して、妻にティファニーのパールのネックレスとブレスレットを贈るなど、パールにまつわる逸話が多いため、パールはティファニーを象徴するものとなりました。パールの他の定番のアイテムは、シルバーのオープンハートやビーンズです。ティファニーは、赤ちゃんや少女向けのギフトといった幅広い価格帯のラインナップを持ち、品質の高い商品を取り扱っています。また、オードリー・ヘップバーンの主演した映画「ティファニーで朝食を」でニューヨークの本店は一躍、観光地となりました。...
  • クロムハーツ
    ハリウッドの著名人をはじめとして、日本でも若年層に人気の高いクロムハーツは、1989年に誕生しました。創立当初は、バイク用のレザー製品をメインに製作してハーレーダビットソンで全米をセールスしていましたが、アクセントに使用していました。ボタンやファスナーのシルバー部分のクオリティの高さに注目が集まり、アクセサリーとして販売されるようになってから、クロムハーツの名は広告戦略によらず、口コミによって瞬く間に人々へ広がりました。現在では手作りで商品数が少ないクロムハーツは、大変人気が高く、入手しにくいファッションブランドの一つとしてあげられる様になりました。クロムハーツのこだわりは、1992年のアメリカファッションデザイナー協会賞のアクセサリー部門のデザイナーオブ・ザ・ヤーという形で、世界中に有名になりました。クロムハーツのアイテムは、その後広がりをみせ、ペンダントやリング・ブレスレット・ネックレス・ベビー用製品など多種多様な商品が販売されています。クロス、フローラル、ダガーを好んでモチーフに使用し、クロムハーツのシンボルとして扱われています。個性の強いクロムハーツ独特のデザインは、多くの人々に愛されています。...
  • カルティエ
    カルティエはフランスの超高級ジュエリー、時計ブランドで18世紀後半にパリで宝石細工技師のルイ・フランソワ・カルティエがアトリエを開いたのが始まりです。19世紀に入って、ルイの孫達がアール・デコ様式のジュエリーやファッション性の高い時計を発表し、名声を高め、現在ではイギリス王室御用達に指定されています。カルティエのレザーグッズのテーマカラーは、ややフランボワーズがかったボルドーカラー。1974年に発表された「レ マスト ドゥ カルティエ」シリーズで発表し、当時としては珍しいカラーでしたが、カルティエのイメージカラーの赤を受け継ぐものとして選ばれ、時代を先取りしたこの選択は70年代から80年代に、黒いレザーに代わってエレガンスの象徴として流行しました。カルティエのトリニティーは1924年にジャン・コクトーが友人の詩人ラディゲに贈るために、この世に存在しないリングを作って欲しいとオーダーしたことがきっかけです。3色のゴールドを使い「愛・忠誠・友情」を表現し、三本が絡み合うデザインを完成させました。腕時計のサントスは、ブラジルの大富豪で飛行家のサントス・デュモンに注文を受けて作られた腕時計で、今ではカルティエの代表的な作品となっています。...