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保険の仕組み


「保険」とは、「保険者」と「保険契約者(被保険者)」、「保険契約」という3つの要素から成り立っている仕組みです。
「保険者」というのは、保険事業を行う主体のことを言います。
「保険契約者」とは、保険に加入する人のことを言うもので、公的保険の場合には「被保険者」と呼ばれます。
民間の保険会社による保険を例にとれば、損害保険会社や生命保険会社などが「保険者」となって、保険契約社が火災保険や自動車保険、生命保険などの保険契約を結び、保険料の支払いをすれば、保険契約が成立したということになります。
民間の保険会社に夜保険では、保険料の支払いは全て保険契約者がすることになりますが、社会保険や労働保険などの保険料については、従業員と会社側がそれぞれ負担するという形になります。
その場合、実際に給付を受けるのは従業員です。
社会保険や労働保険の申請をしたり給付の手続きをしたりするためには、社会保険事務所や労働基準監督署、各市区町村役場など、それぞれの保険の事務担当窓口を訪れる必要があります。
一般のサラリーマンの場合と、自由業や自営業の場合、公務員の場合は、保険の種類や手続きなどの方法が異なることになりますので注意しましょう。


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