土地や建物といった、不動産に関する業務を専門に取り扱っている方として、司法書士の先生がいます。
司法書士の先生には、先述のように、金融機関を通じて、個人で購入した不動産を金融機関に担保に差し入れて、住宅ローンを組んだり、あるいは、事業を営んでいる方が、所有している不動産を金融機関に担保に差し入れて、お金を借り入れたりする際にお世話になる場合が多いと思うのですが、その他、不動産を所有している方が死亡してしまって、不動産の相続手続きをしなければならない場合等に、お世話になる場合が多いです。
不動産には、法律関係が絡んでいるので、法律に詳しい方はともかく、あまり法律に詳しくない方は、所有している不動産の権利関係に変動が生じた場合は、不動産に関する法律の専門家である、司法書士の先生に相談してみるとよいでしょう。
不動産を取引する際に、単に不動産の所有権が移転するような、簡単な取引なら、ともかく、登記簿に記載されている権利関係が複雑であったりする場合は、自分で不動産に関する処理を行うのは、面倒な作業なので、不動産に関する専門家である、司法書士の先生にお願いして、処理してもらうといいのではないでしょうか。
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