自動車保険にはいろいろな内容が含まれているものですが、自動車保険の自由化以降は特に、各保険会社が多様な「事故処理サービス」を展開しています。
よく耳にする「ロードアシスタント」とは、交通事故やトラブルが起きた時に、レッカー車や整備工場の手配などをするサービスです。
また、従来はひとつの事故でも保険の内容ごとに別々に処理するのが普通だったものが、交渉にあたる担当者を1人にして交渉を円滑に進めようというサービスが、「一事故一担当制」です。
「事故処理サービス」にはまだいろいろなものがあります。
事故直後の不安を解消するため、受け付けてから3時間以内に状況を報告するサービスや、保険会社の担当者が事故やトラブルの現場に急行してくれるというサービスなどもあります。
また、事故の受け付けや損害の見積もりといった情報をオンライン化するシステムが登場したおかげで、解決に至るまでの日数がかなり短縮されたようです。
自由化以降、保険会社間の競争が激化した結果、より利用しやすい親切なサービスの開発が進められてきたことは、ユーザーにとってはとてもありがたいことだと言えるのではないでしょうか。
契約した自動車保険に付随するさまざまなサービスを、上手に使いこなしていきたいものです。
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