TOP株式豆知識 > 株式の起源


株式の起源


株式の起源についてはいろいろと言われていますが、一番有力な説は東インド会社の時代に株式を発行したことに起源していると言われています。
東インド会社の時代というのはイギリスやオランダなどのヨーロッパの強国が、長い航海を経てアジアにたどり着き、植民地を手に入れ、香辛料などを国に持ち帰り莫大な富を手に入れた時代です。
この航海のために、船を作る資金が必要になるわけですが、船を作って航海に出たとしても、海賊に襲われたり、難破したりして、資金が無駄になってしまうことも多かったので、資金を出した人の損失を少なくするように、できるだけたくさんの人から資金を集められるように発行したのが株式だと言われています。
また、同じように石油開発にも株式が利用されています。
石油を掘り当てるのには、莫大な資金が必要になります。
石油を一つ掘り当てれば、莫大な富を得られますが、やたらと掘っていっても石油が出てくるるわけではありません。
いつ出るかわからない石油の開発のために資金を出し続ける人は、そんなに多くないので、株式を発行して、多くの人から資金を集めるようにしています。
私たちが石油を使えるのも、株式のおかげだと言えそうです。


[前の記事]・注文方法
[この記事]・株式の起源
[次の記事]・株の取引
【株式豆知識】記事一覧
  • 入門書
    書店に行けば、株や投資関連の本が溢れかえっているくらいネット株がブームになっています。株のことを勉強するには、インターネット、証券会社主催のセミナーなどいろいろ...
  • 会社四季報
    株の取引をする時には、その銘柄の企業の情報を得るのは必須だと言えるでしょう。その情報を得る手段としては、日経新聞や会社四季報がとても役に立ちます。会社四季報とは...
  • 注文方法
    株を注文するときは、初めての場合はとてもわかりにくいことが多くても躊躇してしまうことがあります。慣れてくると、どうということはないのですが、注文に際しては知って...
  • 株式の起源
    株式の起源についてはいろいろと言われていますが、一番有力な説は東インド会社の時代に株式を発行したことに起源していると言われています。東インド会社の時代というのは...
  • 株の取引
    最近は株の取引がブームになっています。昔はラジオと新聞に一日中かじりついているというイメージでしたが、最近は少しスマートな印象になってきたように思います。オンラ...
  • 株式とは
    株という言葉は、国語辞典で引いてみると、まずは木や稲の株のこと、次に草木の何本にも分かれた根元のこと、そして三番目に株式、株券のことと出てきます。その株式、株券...