株式の起源についてはいろいろと言われていますが、一番有力な説は東インド会社の時代に株式を発行したことに起源していると言われています。
東インド会社の時代というのはイギリスやオランダなどのヨーロッパの強国が、長い航海を経てアジアにたどり着き、植民地を手に入れ、香辛料などを国に持ち帰り莫大な富を手に入れた時代です。
この航海のために、船を作る資金が必要になるわけですが、船を作って航海に出たとしても、海賊に襲われたり、難破したりして、資金が無駄になってしまうことも多かったので、資金を出した人の損失を少なくするように、できるだけたくさんの人から資金を集められるように発行したのが株式だと言われています。
また、同じように石油開発にも株式が利用されています。
石油を掘り当てるのには、莫大な資金が必要になります。
石油を一つ掘り当てれば、莫大な富を得られますが、やたらと掘っていっても石油が出てくるるわけではありません。
いつ出るかわからない石油の開発のために資金を出し続ける人は、そんなに多くないので、株式を発行して、多くの人から資金を集めるようにしています。
私たちが石油を使えるのも、株式のおかげだと言えそうです。
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