人間の肌は悲しいことに、25歳をピークにそれを過ぎると徐々に衰え始め、肌老化が始まります。
40歳では若い細胞がピーク時の半分の量になってしまいます。
肌老化は避けて通れないものなので、現在の科学・医療技術では食い止めることはできません。
しかしなぜか年齢のわりに若く見える人、年齢よりも老けて見える人がいるのは、生まれ持った素質や遺伝子、また老化のスピードには個人差があるからといわれています。
しかし、若く見える人は肌老化していない、というわけではなく、肌年齢や肌老化というのは見た目には分からないものなのです。
皮膚はたしかに見た目の若さへの影響力が強く、一番外側にある表皮、奥にある血管や神経がある真皮、主に脂肪でできている皮下組織の3つに分かれている肌は、肌の若さと深く関わっています。
肌老化を進行させる原因は意外と身近なところにあります。
紫外線に長時間にあたり続けたり、睡眠不足やストレス、喫煙や無理な運動、食生活のアンバランスなどを原因として、過剰な活性酸素が発生すると、コラーゲンとエラスチンの構造(真皮)を徐々に崩し、肌細胞を壊していくのです。
これが肌老化を促進させる原因となります。
肌老化には様々な要因があるのですが、ストレスや紫外線などによって、徐々に年齢を重ねることで肌のハリや弾力性が失われていくのです。
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