就職活動、転職の際はニュース等の情報にある程度注意をして目を通すようにしたいものです。
情報源は人それぞれチェックしやすいものが決まっているかもしれませんが、インターネット、新聞のほかに雑誌も有効です。
政治、社会ニュースなら新聞が便利ですが、企業というのは何かしらの業界に属していますので、その業界関連の雑誌を読んでおくと、必要な情報を手軽に入手できます。
いかにも「準備しました」というピンポイントな購入ではかえって印象が良くないかもしれない、という不安があるなら、何冊か続けて買うか、いくつかの雑誌を買って読んでおくとさらに良いかもしれません。
見出しに目を通して、興味をひかれる記事は中身も読んでおきましょう。
業界の動向が表面的にだけでもわかっていれば、印象も良くなります。
就職活動では業界を絞らずに活動することが多いと思いますので、とくに興味のある分野については専門性の強い雑誌を購入するのも良いかもしれませんが、すべてのジャンルは無理、という事でしたらファッション雑誌などを買うほうがかえって有益な情報があるかもしれません。
一般の週刊誌などは、とくに必要ないと思います。
転職の際はより専門性の強い雑誌の購入をおすすめします。
いざ就職、転職してしまえば雑誌をあえて買わなくても業界の動向を知ることができるようになるので、逆に雑誌の記事にツッコミを入れられるぐらいになるかもしれませんが、それはあくまでも会社の内部の人間だけですから、少しでも近づいておきたいと思うなら、専門の雑誌は有効です。
また、基本的なことですが就職・転職情報の掲載された雑誌もチェックしましょう。
webエントリーが現在の主流ですが、改めて雑誌を見てみると、これまで気づいかなかった企業や職種の情報が手に入るかもしれません。
就職・転職情報雑誌のほかにも、専門の雑誌にある広告をチェックするのも良いきっかけになりますし、入社を希望する企業がどんな広告を出しているか知っておくとかなり有利です。
単に「就職・転職情報雑誌で見た」というだけでは多数の候補のなかの一社、という薄い印象を与えてしまうだけかもしれませんが、実際にその企業が出している雑誌広告について言及できると差をつけられる可能性もあります。
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