ダイエットをする場合には、脂肪とともに筋肉まで減少させてしまわないように注意する必要があります。
筋肉の量まで減らしてしまうダイエットは、適切なダイエットとは言いにくいものです。
ダイエットに重要な基礎代謝は、その人のもつ筋肉の量によって大きく左右されることになります。
基礎代謝状態におけるエネルギー消費が最も多いのが、骨格筋を主とする筋肉であり、これは脂肪を除いた体の組織の約4割を占めているものです。
ですから、筋肉の量が多いほど、エネルギーがたくさん必要になるということができるのです。
体重が同じであっても筋肉量が多く脂肪が少ない人の方が、基礎代謝は高く、消費エネルギー量も多いことになりますから、ダイエットをする際には体重だけにこだわり過ぎないことも大切です。
筋肉は、意識して鍛えることによって筋肉量を増やし、消費エネルギー量をアップさせることが可能です。
適切なダイエットと、階段昇降、サイクリング、ダンベル運動などを組み合わせると効果的でしょう。
基礎代謝を上げるには、心肺機能を強くするという方法もあります。
日頃からこまめに体を動かして酸素をたくさん身体にとり入れる生活を心がけていれば、心肺機能が強化され、基礎代謝も上がることになるはずです。
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