カスタマーサポート業務への就職・転職について考えてみましょう。
おもに顧客への問い合わせ対応を行うのがカスタマーサポートの仕事内容です。
媒体は電話、メール等が一般的です。
雇用形態は様々あり、正社員、アルバイト、パート、派遣等、また、本社採用かアウトソーシングか、という違いもあります。
カスタマーサポートという仕事に就職・転職を希望する場合の注意点を挙げていきますと、まず「ストレスがたまりやすい」ことです。
できれば、人数が多く体制が整った、システマチックな職場に就職・転職したいものですが、経験やスキルにより、任される仕事内容も異なります。
カスタマーサポートという職場はあまり良いイメージが出てこないかもしれませんが、裏を返せばメリットもあり、「会社色に染まらない」という点から、将来転職を希望する場合役立つと思います。
いったん就職して正社員になると、なかなか他の会社へ移るという勇気が出なくなりますがその理由は「会社色に染まってしまった気がしてしまう」から。
その点カスタマーサポートならそれは一切ありません。
つねに問題意識も持ち、時には会社や上司と対立したりするシーンもあります。
将来的に企画などを行いたいと考えている人にも、カスタマーサポート業務は有効なスキルになり得るはずです。
機械的に応対するだけでなく、カスタマーサポート業務を続けていくと、日本語の知識もつき、敬語やわかりやすい説明が自然に身につきます。
直接顔を合わせないぶん、言葉に敏感になっていくのです。
カスタマーサポート業務への就職・転職前に準備しておきたいのは基本的なパソコン操作、電話応対ができる「感じの良さ」「話し方」など。
あとは研修を受けていくなかで知識を増やしていけば良いという感じです。
相手がお客様なので、マニュアル通りの対応ですべてOKというわけではありません。
イレギュラーな、または予想もしない質問をされたりして焦ることも多くあるはずです。
そんな時でも相手に失礼のないように対応するまでにはある程度の経験が必要になります。
カスタマーサポートとして就職・転職するにあたっては、漢字検定や秘書検定向けの勉強が役立ちます。
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