以前も今も、女性から人気の就職・転職先に挙げられるキャビンアテンダント。
「契約制」の導入により、キャビンアテンダントへの就職・転職希望者が増えています。
キャビンアテンダント雇用に関しては「契約制」を大手航空会社が採用しています。
入社して一定期間は契約社員扱いで、お給料も時給制、というもの。
その代わり年齢制限の枠が広がり、はじめての就職で、という希望者以外に別の職種からの転職希望者が受験できるようになりました。
現状、契約制度採用以前に就職をしたキャビンアテンダントと、彼らより年上の後輩(たとえば別職種から転職してきた契約社員)が共存している状態です。
契約制度については、現場のキャビンアテンダントから反発の声も出ているそうですが、それも会社により状況は異なります。
華やかに見えるキャビンアテンダントの仕事ですが、人員削減してコストダウンを図るため、ひとりの背負う業務はとても多く、アテンダントであり保安員であり、とたくさんの責任を抱えて仕事をしています。
就職・転職の機会が増加し間口が広がったことで、試用期間中に自ら退職してしまうキャビンアテンダントも増えているのだそうです。
思った以上に大変だ、と感じる人がこのような形で職を変えてしまうのでしょう。
ただ、活動の場が国内にとどまらずグローバル意識を養えたり、サービス業としての喜びも格別のものがあり、やはり、キャビンアテンダントという仕事に誇りを持ち、頑張り通す女性もたくさんいます。
そんな頑張る女性の姿に憧れ、キャビンアテンダントへの就職・転職を希望する人が多いのにも納得できます。
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