ホテル業界への就職・転職を考える上で大切なことは、「ホテルのブランドとはスタッフである」という意識です。
ホテルは接客がメインの仕事をします。
最も必要とされるのは、お客様へのサービスを喜びと感じられるかどうか、です。
ホテル業界には企画などのいろいろな職種もありますが、基本は接客、サービス業なのですから、お客様と接することが好きと思える人でなければとてもその環境に就職・転職することはできません。
大切なのはスキルよりも志なのです。
語学に関しては、就職・転職後に勉強してもある程度身につきますし、それ以前にホテルスタッフとして見極められるポイントは人柄であると言えます。
笑顔や心配りを、お客様からダイレクトに見られても、そうでなくても、「お客様に喜んでほしい」「このホテルを好きになってほしい」という気持ちをもってお客様に接することが最も大切なんです。
とかくホテルは設備や立地で選ばれるという感覚を持ってしまいがちですが、実際はそのホテルにいるスタッフが印象のほとんどを決定づけています。
自分が利用者だったら、と考えるとよくわかりますよね。
ホテル業界への就職・転職は、断然東京が有利で募集も多数かかっているようです。
また、この職業は女性に人気があり、男性の応募者はホテル側が求めているよりも少ないので、接客業に興味があれば男性は積極的にホテル業界への就職・転職活動を行ってみてはいかがでしょうか。
ホテル業界は、キャリアを要する仕事が多いので、就職した後は長く続けていければそのキャリアが強みにもなります。
できれば新卒で就職したいものですが、ある程度他の接客業を経験した後で、ホテル業界へ転職するのも流れとしては良いのではないかと思います。
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