住宅ローンで最もポピュラーなのはやはり民間住宅ローンです。
このローンは銀行や生命保険会社が扱っていますが、これらの金融機関は不動産屋さんと提携していることが一般的です。
ですので購入する際に(ある意味:自動的に)民間住宅ローンを組むことが多くなっています。
次に知られているのは「住宅金融公庫融資」です。
このローンは国の金融機関である「住宅金融支援機構」が行う公的ローンです。
このローンの特徴は「物件に対して融資をすること」です。
つまり住宅の性能や設備が一定の基準を満たしている必要があります。
反対の意味で考えてみますと、住宅金融公庫融資が受けられるということはその物件が「しっかり」している証拠とも言えます。
ほかのローンとしては財形融資が有名です。
このローンはサラリーマンで財形貯蓄をしている人が条件です。
また、なおかつ財形貯蓄を1年以上継続しておりその財形残高が50万円以上であることも条件です。
融資限度額は、財形貯蓄残高の10倍までで、最高4000万円となっています。
このほかには「フラット35」「自治体融資」などがあります。
特に「フラット35」は民間金融機関と住宅金融公庫が提携して実現した「長期固定金利」の住宅ローンで好評を博しています。
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