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就職・転職後の現場では顧客情報が鍵を握る


顧客情報の管理体制については、サービス業などの企業にとって現在最重要課題となっています。
大企業の場合は大きく報道される顧客データ流出ですが、影響力の代償にかかわらず、体制というのはなかなか改めるのが難しいというのが企業の現状でもあります。
就職・転職先を選ぶに際して、顧客情報の管理体制についてあえて言及する必要はありませんが、知識として顧客情報に関連するトラブルなどの事例を持っておくと役立つことがあるかもしれません。
顧客情報は、変更、登録などは権限が必要ですが一般的にサービス業では閲覧自体は可能な場合が多く、入社間もない一般社員でも身近にふれる情報になります。
くれぐれも扱いには注意を払ってください。
たとえば就職・転職後に仕事専用の携帯電話を会社から支給された場合は、容易に電話帳データにアクセスできないようにロックをかけておくなどの設定をしておきます。
車に置きっぱなしになどすることは厳禁です。
また、社内で一括して顧客情報を管理している場合には、データをコピーすることも禁止されている場合が多いです。
顧客情報を扱う仕事は身近にけっこうありますが、その前にデータベースの基礎知識を身につけておくと、より理解が深まりますので、就職前や、転職活動中に、データベースにふれる機会がなかった方は、入門書などを買って読んでおくと良いでしょう。
正社員でなくアルバイトやパート採用の場合には、この顧客情報を入力する業務、いわゆるデータ入力を行う場合があります。
特に顧客情報は生きたデータですので、その正確性こそが価値になります。
また、実際にデータ入力関連の仕事に就職・転職する場合にもやはりデータベースの知識があると、ミスが少なくなります。
特に営業職やサポート業務に就職・転職する場合は、その業務上どういった顧客情報が必要かということを考えることで直接アプローチ先や訪問先が絞られてきますし、業務の方向性もはっきりします。
やみくもに取引先を回るのではなく、顧客情報収集のためだけの外まわりというのも存在します。
情報を制するということは売上に繋がる近道です。
実際に現場でこの「情報」に対する高い意識を持つと、ぶれのない確実な業務遂行が可能となりますので、就職・転職活動中の方は意識しておくと良いポイントです。


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