海外旅行の計画を立てたら、安全情報を集めましょう。
その国や地域における政情や犯罪、衛生環境・医療事情などについてある程度事情をしっておきます。
海外旅行ツアーを出すくらいだから、安全なところですが、まれにテロなどがおこります。
とくに日本人が、どの種のトラブルに遭いやすい傾向にあるかを見て、気をつけたらいいことを知っておきます。
海外旅行先の治安や犯罪、トラブルへの対応は、大事なので、旅行会社でも旅行者の安全確保のためにさまざまなセイフティーネットを設けていますが、海外旅行では自己責任が求められます。
安全情報は、テロから病気まであります。
何がいちばんそこで危ないのか知っておきます。
まず注意しないといけないのは、どういう機関が何のために発信しているかです。
たとえば、外務省・在外公館(日本大使館・領事館)が出す情報は「在留邦人保護」が目的ですが、海外旅行先の体面を傷つける類のものには慎重で、後手後手になりがちです。
まれに勧告を出すのにもかなり危なくても、慎重です。
逆に、危機管理の専門業者が出す情報は、いたずらに不安感を煽って、海外旅行者に余計な心配をさせます。
そこで、リスクの具体的レベルについては、海外旅行先に進出している企業や銀行などに聞くのも手です。
日本在外企業協会や海外建設協会などは、事業所向けに情報を発信しているので、かなり情報が整理されています。
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