育毛、薄毛の対策は色々ありますが、なかには、間違った認識も結構あるようです。
情報収集を心がけ、正しい育毛、薄毛の対処方法を知らなければいけません。
帽子をかぶるとハゲるという説がありますが、それは間違った認識です。
むしろ、帽子をかぶらず、直射日光を大量に浴びると、熱中症にかかったり、頭皮にダメージを与えたりするのです。
ただ、帽子は、きつくなく、通気性のいいものをかぶったほうがよいです。
風通しの悪いきつい帽子をかぶっていると、頭が蒸れ、細菌が繁殖して毛根に悪影響を与えてしまいます。
育毛、薄毛対策以前に、暑い日、日差しが強い時の髪の毛の心配りと言えます。
頭皮の皮脂は完全に除去しなければならないというのも間違いです。
皮脂は頭皮の保護膜の役割を果たしています。
皮脂を落としすぎると、身体はそれを補おうとして一層皮脂を分泌します。
それが過剰な皮脂の原因にもなり得ます。
頭皮に刺激物を塗るのもよくありません。
市販の育毛剤の中には刺激の強いものがあります。
頭皮が痛いほどスーッとするものは効き目があると思いがちですが、刺激が強い分、頭皮には負担がかかっているのです。
血行を良くして育毛剤の浸透を促進するといううたい文句で、頭皮に高周波などの電気的刺激を与える器具がありますが、刺激が強すぎるため、毛母細胞が破壊される恐れがあるので、使わないほうが良いのです。
あまり育毛、薄毛の言葉にとらわれて、宣伝に惑わされてはいけません。
正しい育毛、薄毛の対策としては、あまり過剰に頭皮に刺激を与えない、ということなのです。
頭皮に優しいケアを行うことが、髪の毛の健康を保つことになり、育毛、薄毛に効果を及ぼすことになります。
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