育毛、薄毛に関する相談で、いろいろ調べてみると、毛髪診断士の肩書きを持つ人に出会ったりします。
こうした肩書きなら、安心してアドバイスを受けられる、と思う人もいることでしょうが、育毛、薄毛については、皮膚科の医師などが本来の専門家であり、毛髪診断士というものは、単に育毛、薄毛に関する講習会を受けた証明、というだけで、あまり惑わされないようにしましょう。
同じように、数多くの育毛剤、養毛剤などが出回っていますが、こうしたものも、けっして信頼できる薬ではない、ということを頭に入れて、育毛、薄毛についてのケアを行わなければいけません。
育毛剤、育毛シャンプーなどは、あくまで化粧品メーカーが作った化粧品であり、製薬会社の薬ではない、ということです。
ですから、育毛、薄毛に即効果がある、と過信してしまい、過剰に使用したりすると、かえって逆効果となり、脱毛を増やしてしまうこともあるのです。
要は、あまり過信せずに、自分にあったものを選ぶことです。
育毛、薄毛に対しては、頭皮の改善だけでは不十分です。
頭皮の改善も必要ですが、栄養素を髪に十分に供給できる健康な体を保つことが大切です。
不健康な体では自分に合った育毛剤でも効果が半減します。
また、飲む育毛剤というものもありますので、これまでの育毛剤で効果が出なかった場合は試してみるとよいでしょう。
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