男性の育毛、薄毛の悩みの場合、よく、M字形はげとか、頭頂部からはげてくる、といわれます。
これは、頭頂部は男性ホルモンに支配されていて、側頭部は女性ホルモンに支配されているから、といわれます。
このため、はげていることに悩んでいる人は、自分の側頭部の髪を頭頂部に移植する、などの処置を行ったりします。
頭頂部からのはげの進行と、M字形のはげが同時に進行し、完全にくっついた形になると、はげの形でも、かなり深刻になってしまいます。
ここまでくると、あきらめるか、かつらなどをつけようとする人もいます。
なんとか隠そうと、ハードな整髪料で固めたりして、髪型で工夫して見る人もいますが、整髪料は育毛、薄毛には悪影響です。
かえって薄毛を促進することになってしまいます。
育毛、薄毛といっても、あまりはげがひどくなると、ほとんどの人が手遅れと考えますが、あきらめきれず、いろいろな育毛剤を使っている人も多いようです。
しかし手当をすれば100%元の状態に戻すのは難しいながら、ある程度回復させることは可能です。
1日に髪の毛の生える本数は、平均40本〜60本くらいです。
薄毛が進行した人の場合は、1日20本〜30本くらい生えてきていれば良い方なのです。
育毛、薄毛のケア当初はこれ以上抜けているのが当たり前なので、6ヶ月くらいは見た目も薄くなっていると感じます。
6ヶ月を過ぎる頃から全体的な頭皮の状態が回復してきます。
その語しばらくは見た目には「波」がありますが、1年で10%の改善が出来れば、育毛、薄毛の対処としては良い方なのです(見た目は20〜30%改善したように見えます)。
育毛、薄毛には、髪を育てる時間が大切なのです。
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