株など、投資をやっているとポートフォリオという言葉を時々目にしますが、もともとは書類を入れる入れ物という意味でした。
そこには株式や債券などの有価証券を入れて保管していたために、投資の世界では、有価証券全体のことを指して、ポートフォリオと言うようになりました。
今の時代、預金をしていても、ゼロ金利で利息もなかなかつかなくなったので、資産を株式、外貨預金、債券、投資信託などに分散して保有していくことが、ポートフォリオを組み立てるということです。
分散して投資していくことで、預金の金利が下がって利益がなくなっても、株の値上がりで資産の損失を補うことが出来ます。
株式投資だけに限って、ポートフォリオの考え方を取り入れると、1つの銘柄に集中して投資してしまうと、その銘柄が上昇すると、大きな利益になりますが、反対に下落してしまうと、今度は大きな損失になってしまいます。
これを避けるために、いろいろな銘柄に分散して投資していくことが、ある銘柄の株価が下がっても、別の銘柄の株価が上がれば、損失が補えます。
また株に分散投資をする時も、関連性のある銘柄ばかりに投資してしまうと、全体が下落してしまうということもあるので、出来るだけ関連性の薄い銘柄に投資していくことが重要となります。
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