最近では、知事もニュースで度々報じられるほど、政治の世界も社会から知られる存在となってきました。
また、それに伴って、政治家を補佐する仕事に就きたいという人も増えてきたようで、今、国会議員政策担当秘書という資格が熱いです。
その国会議員政策担当秘書という資格は、国会議員の政策立案および立法活動などを専門的な立場から補佐する特別職の国家公務員で、国会議員の政策立案能力向上のために1993年に創設されました。
試験合格者は登録簿に記載され、議員がこの中から採用します。
受験資格は、(1)大学卒業者、卒業見込者。
(2)試験委員会が(1)と同等以上の有識者と認めた者となります。
資格試験の合格率は5〜6%程度とかなり低いので、長い勉強期間を設けるか少しでも合格率をあげるために講座などを活用される事をオススメします。
資格を活かしての就職では議員事務所となります。
資格を活かしての仕事内容は調査や情報の収集・分析をして、議員の政策立案や立法活動、議員立法の取りまとめなどのサポート職務を行います。
公務員の中では役場づとめというより、資格の名の通りの担当秘書として専門的な政治活動を補佐する事となりますので、資格勉強中に政治の学習を積んでおけば、尚良く資格を活用できるので余裕のある方は取り組むようにしましょう。
[前の記事]・国家公務員III種
[この記事]・国会議員政策担当秘書
[次の記事]・国立国会図書館職員