税に関するスペシャリストになりたいと言う人にオススメの資格があります。
それは、税理士ではなく国税専門官という資格で、税理士と同等かそれ以上の人気で、中には中途から転職の為に資格を取得するという人もいるほどの人気です。
国税専門官という資格は、税務署に所属し、納税義務者(会社・個人)が適正な申告をしているかどうかの調査・検査をしたり、税金の督促や滞納調査をしたりする税のスペシャリストです。
通称マルサと呼ばれています。
受験資格は、(1)受験年の4月1日で、21歳以上29歳未満の者。
(2)21歳未満で、大学を卒業、または卒業見込みの者。
㈫人事院が(2)と同等と認定した者となります。
資格試験の合格率は20%程度と他の公務員資格に比べればかなり高いので、税関系の仕事に興味のある方は是非取得を目指して下さい。
また、公務員資格は講座のセミナーや通信講座が多数あるので取得に不安がある方はそちらをご利用にされると良いかと思います。
資格を活かしての就職では国税局および税務署となります。
給料は国家II種より10%程高く、公務員では多い方に分類されます。
また友人・家族にも仕事での行き先は絶対に教えてくれないという一面がある仕事でもあります。
資格を活かしての仕事内容は納税義務者である個人や会社等を訪問し、適正な申告が行われているかどうかの調査・検査を行うとともに、申告・納税に関する指導や税金の督促や滞納処分に関する指導などを行う。
また脱税嫌疑者に対して家宅捜索等の強制調査を行い、告発を行います。
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