公務員資格と言うと、官庁での勤めや役場勤めが殆どと思っているかと思いますが、衆議院での勤めをするという事もあります。
と言っても、衆議院事務局職員(I種、II種、III種)という資格を有している人でなければなりませんが。
そして、その衆議院事務局職員ですが、衆議院の議院活動の補佐として、衆議院事務局本会議・委員会等の会議運営・調査事務、一般事務などを行う特別職の国家公務員です。
受験資格は、●I種・・・・受験年の4月1日で、21歳以上26歳未満の者。
●II種・・・・受験年の4月1日で、21歳以上26歳未満の者。
●III種・・・・受験年の4月1日で、17歳以上21歳未満の者となります。
資格試験の合格率はI種が1%、II種が2%、III種が2%程度で合格率の通り最難関の資格です。
なので人によっては、合格が果たせなかったと言う人も多数存在する資格ですので、学習を始める際には必ず講座のセミナーや通信講座を行い、少しでも合格率を高める努力が必要となってきます。
資格を活かしての就職では衆議院事務局となります。
資格を活かしての仕事内容は衆議院の議院活動の補佐として、衆議院の本会議、各委員会の法律案等の審議、国政調査、議事手続に関する事務、会議資料作成が主となります。
他には各会派・各省庁等関係各方面との連絡調整、議員からの依頼による調査、庶務管理事務、議事速記に関する事務、議院警察に関する事務などキリがない程の作業があります。
[前の記事]・刑務官
[この記事]・衆議院事務局職員(I種、II種、III種)
[次の記事]・参議院事務局職員(I種、II種、III種)