近年のIT化に伴い、ユビキタス社会の創立が社会全般で進んできました。
なので、一時期は簡易的なシステム構築を行ってきた会社も、そこから一つ先に進んだ物を要求するようになってきており、その為、システムアナリストの有資格者などは高待遇で雇用されるようになって来ました。
これから、今のプログラミング知識を活かして、一つ上を目指すのであればシステムアナリストの資格を取得してみては如何でしょうか?
そしてこのシステムアナリストという資格は、システム監査と並んで最難関かつ最高峰とされる資格です。
「経営戦略に基づく情報戦略の立案、システム化全体計画及び個別システム化計画の策定を行うとともに、計画立案者の立場から情報システム開発プロジェクトを支援し、その結果を評価する者」と明記されています。
資格の合格率は8%程度で極めて低く、当然ですが殆どの人がしっかりと勉強をしていても合格出来ない資格です。
資格を活用しての就職では、コンピュータメーカー、情報処理企業、ソフトウェア企業など。
地道な分析を通じて、顧客が本当に必要とするシステムを作る作業ですので、資格だけでなくコミュニケーション能力も求められます。
資格を活用しての仕事内容では、顧客の業務内容を現場に訪問するなどして、詳細な調査を行い、基幹となる概略設計・構築の部分を担当しシステムが実際に動いたときに、想定した効果が出るように反映させます。
つまり、システム監査が作業の大筋を管理する資格であれば、こちらの資格は最初の根幹を決めるシステムの資格なのです。
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