商売などをやっている方は高額な設備を導入する際に悩むことがあるものです。
「ローン」で購入したほうがよいのか、それとも「リース」にして導入したほうがよいのか…。
業者は「リース」を薦めることが多いようです。
「リース」のほうが売りやすいからです。
例えば、「ローン」ですと毎月の支払いは経費になりませんが、「リース料金」は全額経費になるからです。
ここでまた考える人もいるでしょう。
「リース」と「レンタル」の違いはなんだろう…。
この違いで購入者にとって最も注意しなければならない点は「途中解約」できるかどうかです。
「リース」は「レンタル」と違い「途中解約」ができません。
つまり「期間途中で止めようと思って」も最後までの支払いはしなければならないのです。
この点は「ローン」と同様です。
「レンタル」と違い「ローン」と「リース」はともに最後まで支払わなければなりません。
ではどちらを選ぶべきか?
答えは一概には言えません。
営業期間にもよりますし、そのときの資金繰り状態にもよるからです。
例えば、「ローン」を組むには金融機関の審査がありますが、その時点でかなりの借入があるなら「ローン」を組むのは難しいでしょう。
そういうときには「リース」が役立ちます。
しかし何と言っても「ローン」のよさは金利が安いということです。
経営状況を見極め「ローン」にするか「リース」にするかよく考えて判断しましょう。
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