やっとの思いで買った住宅も、その住宅ローンの支払いに辛い日々を過ごしている人は多いものです。
購入する前は「大したことない」と思っていた毎月の支払いも35年続くと思うと暗澹たる気持ちになります。
子ども大きくなるにつてバカにならなくなる教育費、給料も「毎年少しずつでも増えていく」と思っていたのに会社の業績が思わしくなく反対に減っていく。
長期にわたるローン返済の間にはいろいろな予想外のことが起きるものです。
そんなとき「ローンの借り換え」を考えてみましょう。
まず覚えておきたいことは、同じ銀行内では「借り換え」はできないことです。
これ意外と盲点です。
次に「借り換え」をしたほうがよいのか、という判断基準です。
「借り換え」をしてもメリットがなくてはなんの意味もありません。
一般に、残存期間が10年以上で、ローンの残高が1,000万円以上で、新たに借りようと思っている金利差が1%以上あること、とされています。
この条件に当てはまらない場合でも、例えば残高が800万円で金利差が2%以上なら、借り換えのメリットはあります。
本気で考えているなら金融機関に相談することを勧めます。
借り換えで注意しなければならないことは新たに組むローンの返済期間は前のローンの返済期間の残り期間に限られていることが多いことです。
以上を参考にして借り換えに挑戦してみましょう。
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