住宅ローンは長期にわたり返済する商品です。
その間なにが起こるかわかりません。
その「なにか」でもしあなたに万が一のことがあった場合返済が滞ってしまいます。
そうしたことを防ぐために住宅ローンを組むとき同時に生命保険に加入するようになっています。
この保険を団体信用生命保険(以下「団信」と言います。
団信は金融機関がまとめて生命保険会社に申し込みますので一般の生命保険に比べて保険料が安くなっているのが特徴です。
また一般の生命保険は加入年令が高いほど保険料が高く設定されていますが、団信はそうした条件がありませんのでメリットがある保険と言えます。
住宅ローンには公的と民間とありますが、公的ローンは任意加入で民間は義務づけられています。
公庫は年間返済額が100万円のとき保険料は2,810円と割安になっています。
公庫利用者の95%が加入しているのもうなづけます。
民間ローンは団信が義務となっており、ほとんどの場合ローン金利の中に最初から盛り込まれていますのであまり意識する必要はありません。
団信で最も大切なことは生命保険に入っていることです。
つまりほかの生命保険の保険額を減らすことも可能なのです。
意外と団信のことを忘れていてほかの生命保険に多く入っている人が少なからずいますので頭の隅に入れておきましょう。
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