住宅ローンを借りていると一度は考えるのが借り替えです。
住宅ローンの業界も時代とともに変化していきます。
一度決めたことを頑なに守るだけでなく柔軟な発想で対応するのが長期にわたる住宅ローンへの対応の仕方です。
まず自分の住宅ローンが借り替えができるかどうかチェックする必要があります。
公的機関のローンは借り替えができませんし、銀行によっても借り替えを認めていないケースもあります。
「借り換え」は今までの金利より低い金利に変えることによる支払い利息を減らすことがメリットです。
しかしデメリットもあります。
「借り換え」と言いましても結局はまた新たにローンを組むことですので諸経費がかかります。
ローン契約書印紙代や事務手数料、登記費用などこれらのコストも考えて「借り換え」の是非を考えなければなりません。
例えば金利4%で借入3,000万円、期間30年の場合、5年過ぎた時点で金利3%のローンに借り替えたなら年間返済額は約17万円減ります。
返済総額ですと諸費用を差し引いても約364万円軽減効果があります。
一般に借り替えは、金利差が大きく残りの返済期間が長いほど効果がある、と言われています。
是非、考えてみましょう。
注意する点は担保評価が担保割れしている場合は借り替えができないことが多いのでそうしたことも考慮に入れる必要があります。
[前の記事]・借り換え
[この記事]・借り換え
[次の記事]・社内リスク