ペットに向く猫、逆に向かない猫というものがあるのかどうかということですが、基本的にはない、と言っても良いでしょう。
ただ飼い主がどんな猫を好んでどんな猫をペットにしたいのかによって対象となる種類が多少限定されます。
そこで一般的に言われている猫の種類別の性格を見てみたいと思います。
ペット選びの参考にして下さい。
まず純血種か雑種かですが、前者の場合成長すれば、大体どんな猫になるのかは想像ができますが、後者はちょっとミステリアスです。
父母のどちらの遺伝子を強く受け継いでいるのかは兄弟猫でも個体差が出ます。
純血種で注意をしなければならないのは、血統を守るために近親交配を繰り返して、遺伝的な病気を持っていることがあるということです。
次に外見から見た場合、短毛種と長毛種があります。
ペットとしてどちらを選ぶかですが、短毛種は活発で元気がよく、長毛種は性格が穏やかでおとなしいといわれています。
これは短毛種の場合、狩猟をしていた野性の血が残っているからだという説もあります。
もしもペットと一緒に元気に走り回って遊びたいなら短毛種を、外見もぬいぐるみのような愛らしいペットと穏やかに生活したいなら長毛種をお奨めします。
最も例外もありますし、環境にも左右されて後天的な性格ができるということもありますので、あくまでも一般論だということを忘れないで下さい。
[前の記事]・子猫の健康管理
[この記事]・猫の個性と性格
[次の記事]・子猫を飼う