ペットとして猫を飼うとまずトイレトレーニングをしなければなりません。
猫は元来が狩猟動物でしかも夜行性です。
あまりにぎやかな空間での排泄は避けましょう。
また猫はトイレの後に砂をかけて隠す習性があります。
ペットショップなどで販売している猫砂などを敷いてやると割合簡単にしつけることができます。
もし可能なら猫を購入したペットショップなどから元々その猫が使っていた砂を分けてもらって混ぜてやると、自分の臭いが残っているのでより早くしつけられます。
トイレよりも手がかかりそうなのが食事トレーニングです。
前述したように狩猟動物であるため毎日決まった時刻に食事ができるとは限らず、食べられる時にまとめて食べて次の狩猟までなるだけ動かないで過ごす、という生活をしていた猫は、時を経てペットとなっても本来のムラ食いの習性が本能的に残っています。
従ってペットとなった現代でも食事の量にはムラがあります。
おまけに子猫は遊ぶことが大好きです。
だらだらと遊び食べをしないように、時間を決めておいて食べない時には片付けてしまって下さい。
それから口をつけないからといって、次々と新しい食物を与えることはやめましょう。
猫は食べないでいればそのうち好物が出てくると思ってしまいます。
1食くらい抜いても全く影響はありませんし本当に空腹になったら、食べるでしょう。
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、ペットの食事のしつけといいながら、人間の赤ん坊に授乳や離乳食を教える場合と注意する点は同じなのです。
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