時々新聞やテレビで、猫を何十匹も飼っていて近隣の住民に迷惑をかけているという猫屋敷のニュースが報道されています。
ペットを飼うには色々なルールと責任があります。
その責任とはペットを最期まで愛情をこめて接してやるという、ペットに対する責任と、自分のペットが近隣の住民をはじめとする、他人に迷惑をかけないという社会に対しての責任です。
いくら猫が好きだからといって、野良猫を拾ったり捨て猫を連れてきたりして。
度を越えた多頭飼育は問題行動です。
猫に限らずペットの多頭飼育をしている人は少なくありません。
個性や性格、年齢の違うたくさんの猫に囲まれた暮らしは楽しいことでしょう。
しかしこの多頭飼育にも限界があります。
あまりにも数が増えてしまうと、一匹一匹に目を配りにくくなりますし、悪臭や排泄、不衛生、近隣住宅への猫の侵入などたくさんの問題が出てきます。
さらに猫屋敷だという噂が立つことによって、家に前に猫を置いていかれるということもあります。
こうやって増え続けていくと愛情も疎かになりますし、猫のためには決してよいことではありません。
もはやペットではなく、ただの猫の捨て場になってしまいます。
実際に手を出していなくても、限度を越えた多頭飼育はある意味で猫達への虐待であるとも言えるでしょう。
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