クレジットカードは、私たちの消費生活を便利なものにしてくれる、とてもありがたい存在です。
手持ちの現金が不足している時に、クレジットカードに助けられたという経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、クレジットカードはきちんと管理し、正しく使用しないと、思いがけないトラブルのもととなってしまうこともあるものです。
クレジットカードを上手に使うコツとはいったいどのようなものでしょうか?
近頃では、クレジットカードの盗難やスキミングといった事件が増加しており、一人一人が自分自身のクレジットカードをしっかりと管理することが非常に重要になっています。
所持しているクレジットカードの枚数が多くなればなるほど管理は大変になるものですから、手持ちのカードを整理し、使用頻度の高いもの、利用価値の高いものだけを残しておくことが、賢いクレジットカードライフの大きなポイントとなります。
日本国内でのクレジットカードの発行枚数は膨大なもので、国民1人あたり2枚以上、20歳以上の消費活動が活発な世代に限ると1人あたり5枚程度のクレジットカードを所持しているといった調査結果もあります。
とはいえ、5枚以上ものクレジットカードを全て上手に使い分けている人は、それほど多くはないでしょう。
めったに使わないカードを保有し続けていても、管理が大変になるだけです。
引き出しの中にしまい込んであるカードは紛失してしまう可能性もあり、また無駄な年会費を払い続けているというようなケースもあるでしょう。
手持ちのカードの整理の仕方はいろいろありますが、まずはメインとするクレジットカードを1枚決めておくことです。
頼まれて作ってはみたものの1度も使っていないカードや、ほとんどいかない店のハウスカードなどは早めに解約してしまいましょう。
また、最近では年会費のかからないカードが多く登場しています。
会費がかかるカードでも利用価値が高いものであればよいのですが、コストパフォーマンスを考えてバランスの取れないカードも、整理の対象とした方が良さそうです。
ただし、メインのカード1枚だけでは、さまざまなシーンで発生する多様な要求を満たしきれないことも多いものです。
そのような場合は、メインのカードの機能を補うサブカードを1枚選んでおくのがおすすめです。
厳選したメインとサブの2枚のクレジットカードをいつもお財布の中に入れておけば、たいていの場合、用は足りるはずです。
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