クレジットカードは、商品やサービスを購入した代金の支払いのために使用するものですが、ほとんどのクレジットカード会社は、カード会員を増やし、より多くの人に自社のクレジットカードを使用してもらうため、直接代金の支払いとは関係がない付帯サービスや付帯保険などをクレジットカードに付けて、カード会員の獲得につとめています。
クレジットカードの付帯サービスや付帯保険にはいろいろなものがありますが、「割引サービス」、「ポイントサービス」、「ショッピング保険」、「海外・国内旅行保険」、「盗難保険」は、カードを選ぶ際にぜひ注目しておきたい重要なものと言えるでしょう。
割引サービスを利用すれば、クレジットカードで買い物をするだけで、特定の店や商品、サービスなどが割引で利用できます。
デパードやスーパーなどで決められた日にカードを使用すると割引になる場合や、貯めたポイントを割引に回すことができる場合などもあります。
ポイントサービスを利用すると、クレジットカードを使用するごとに、カードの利用金額に応じたポイントを獲得することができます。
クレジットカード利用によって貯めたポイントは、それぞれのカード会社が趣向を凝らして用意しているプレゼントと交換することが可能です。
ショッピング保険は、クレジットカードで購入した商品が、盗難や火災、破損などによる損害を受けてしまった場合に補償をおこなうというものです。
高額の買い物をする場合には特に重要になるでしょう。
海外・国内旅行保険がついているクレジットカードであれば、旅行中に病気や怪我、そのほかのトラブルに見舞われた際に補償を受けることができます。
盗難保険は、クレジットカードを紛失したり盗難の被害にあったりした場合に適用となる大切な保険です。
この保険では、クレジットカードの不正利用による損害が補償されることになります。
盗難保険は、たいていのクレジットカードには付帯していますが、もし盗難保険が付いていないカードがあったとしたら、利用にはかなり注意を払う必要があるでしょう。
万が一のことを考えると、盗難保険はクレジットカードには必須のものと言えます。
クレジットカードをなくしたり盗まれたりした時には、すみやかにクレジットカード会社に連絡をすることが大切です。
多くのカード会社では、紛失や盗難の届け出から60日前までさかのぼって、カードが不正に使用された分を補償してくれることになります。
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