クレジットカードを利用すると、特典としてカードを利用した金額に応じたポイントを獲得することができます。
カード利用により貯めたポイントは、プレゼントや金券などと交換できるので、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
このような特典に関しては、クレジットカードを選ぶ場合によく注意して比較することが大事です。
特に重要なのは、「ポイント付与率」や「還元率」、「有効期限」、「最低交換ポイント」といった項目でしょう。
ポイント付与率というのは、そのクレジットカードをどれだけ利用すれば何ポイントもらえるかという割合を表すものです。
この率は、「100円のカード利用で1ポイント」であったり、「1000円で1ポイント」、あるいは「1000円で10ポイント」であったりと、クレジットカードによってかなりの違いがあります。
また、クレジットカードの中には、支払い方法として分割・リボ払いを選ぶと獲得ポイントが増えたり、特定の日や曜日、店、商品の利用にカードを使用するとポイントが増えたり、期間内にある一定金額以上カードを利用するとボーナスポイントがもらえたりするものもあるようです。
還元率とは、どのくらいカードを利用したら実質的にどれだけお金が戻ってくるかという割合を表すものです。
還元率は0.5%程度が標準とされており、そのクレジットカードのポイントサービスがどのくらいお得であるかを示す基準として使われます。
クレジットカードの特典としてのポイントサービスには、たいてい有効期限があります。
決められた期限内にポイントを交換しないと、それ以前の分は失効してしまうので、注意が必要です。
有効期限は2年から3年くらいのクレジットカードが多いようですが、有効期限を設けていないクレジットカードというのもあります。
最低交換ポイントというのは、最低どれくらいポイントを貯めればプレゼントや金券と交換できるかを表す数値です。
一般的には、最低交換ポイントは低ければ低いほど良く、有効期限は長ければ長いほど良いということになります。
1枚のクレジットカードを集中して使い続ければ、それだけそのクレジットカードの特典の恩恵を多く受けられるため、メインのカードは絞った方がお得であるといわれています。
クレジットカードによっては、カードで支払いをしなくても、支払いの場面でカードを提示するだけで特典を受けられるものもあります。
自分のカードの特徴をよく知り、特典をしっかり使いこなしましょう。
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