近頃では、クレジットカード業界に新たに参入してくる一般企業が増え始めています。
このようなクレジットカードは、ある特定の商品やサービスの支払いにカードを利用すると、高い還元率となるのが特徴といえます。
つまり、カード会員のライフスタイルや趣味、嗜好、属性とぴったり合っていれば、とてもお得なクレジットカードであるわけなのです。
一般企業系クレジットカードは、元となる企業の業種などによって細かく分類されます。
ガソリンスタンドが発行する「石油系クレジットカード」や、電気メーカーや自動車メーカーが発行する「メーカー系クレジットカード」、航空会社や鉄道会社が発行する「交通系クレジットカード」、通信会社が発行する通信系クレジットカードなどを主な例として挙げることができるでしょう。
街中にあるガソリンスタンドでは、会員になれば、1リットルあたりのガソリンの価格が割引になるといった特典が付けられたクレジットカードの会員を募集していることがよくあります。
このようなクレジットカードは、石油会社とクレジットカード会社が提携して発行しているものであるため、「石油系クレジットカード」あるいは「ガソリン系カード」、「オイルカード」などと呼ばれることが多いようです。
石油系クレジットカードは、そのカードを利用してガソリンを入れれば入れるほど、ガソリン価格がお得になるものなどもあり、通勤などに日常的に車を使っている人には必須アイテムと言える存在であるかもしれません。
よく行くガソリンスタンドを決めておいて、そこのクレジットカードを作ったり、逆にいずれかの石油系クレジットカードを先に作って、そのカードが使えるガソリンスタンドを重点的に利用したりするというような人も多いことでしょう。
石油系クレジットカードとしてよく知られているものの一つに、「出光カード・まいどプラス」があります。
このクレジットカードには、カーライフからショッピングまでいろいろな場面で活用できる多彩なサービスがつけられています。
カード会員は、ガソリン及び軽油がいつでも割引価格が購入できます。
年会費が永久無料というのも利用者には嬉しいところでしょう。
「ENEOSカード」も、石油系クレジットカードの代表格と言えるものです。
全国におよそ10000か所もあるENEOSのサービスステーションでこのカードを利用すれば、利用価格に応じてポイントが貯まり、ガソリン価格もお得になります。
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